発進受信
ヘッドフォン、携帯、バッグ。

準備オッケー。

一階へと降りた。

「馬鹿なことやってて朝食の時間がないな」

炊飯ジャーを開く。

シャケのフレークを中央に乗せ、ラップの上から握る。

中位のと、小さいのをひとつずつ。

玄関へと急いだ。

「はい、握り飯」

小さいほうのおにぎりを渡す。

「え?あ」

まだほかほかのままだった
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