発進受信
「やきもちやいてるのかな?」

フンと顔を背ける。

「大丈夫、俺は彼女らの一人の名前すら覚えて無いんだから」

「そうだとしても!」

「まぁまぁ、まだ付き合って二日目で喧嘩なんてよそうじゃないか」

なんとかなだめる。

「それにしても、料理なんてできるなんて凄いじゃないか」

「別に、料理ってほどでも・・・」

「いや、いいお嫁さんになれるよ」

っと、その時、携帯に電波が届くのが見えた。
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