発進受信
「なにそれ!スッゲーイカスじゃん!」
「ロンソンのSINCE 1895年物だ」
「すげー、触ってもいい?」
「火をつけてみろ」
しゅぼっと音とともに大きな火が上がる。
「うわーうわー」
「ライターの事となると夢中なんだからな」
そんな言葉も聴かず、俺は目の前のライターに魅入っていた。
「すげー、ジッポなんか目じゃないよ、これ」
オイルの匂い、輝き、ロゴマーク、どれをとっても最高だった。
「その図書券と交換してやっても良いぞ?」
「それは、できない」
「ほう、なんでだ」
「欲しいものを安値で買えるのは嬉しいけど本当に苦労した方が手に入れたときの喜びが
大きい」
「そうだ、わかるようになってきたじゃないか」
満足げに笑みを漏らす。
「ロンソンのSINCE 1895年物だ」
「すげー、触ってもいい?」
「火をつけてみろ」
しゅぼっと音とともに大きな火が上がる。
「うわーうわー」
「ライターの事となると夢中なんだからな」
そんな言葉も聴かず、俺は目の前のライターに魅入っていた。
「すげー、ジッポなんか目じゃないよ、これ」
オイルの匂い、輝き、ロゴマーク、どれをとっても最高だった。
「その図書券と交換してやっても良いぞ?」
「それは、できない」
「ほう、なんでだ」
「欲しいものを安値で買えるのは嬉しいけど本当に苦労した方が手に入れたときの喜びが
大きい」
「そうだ、わかるようになってきたじゃないか」
満足げに笑みを漏らす。