カレイドスコープ
一緒の帰り道
あ、朝だ
昨日はくたくたのままソファーで寝ちゃった
時計をみると4時をさしていた
早!!
起き上がりすぐにシャワーを浴びた
昨日はドキドキしすぎた
もともとイケメンなのはわかってたけど
部活終わりの後とかシャワー上がりとか
はぁ…
これから1週間やっていけるかな
なんだか心配になってきた
でも、「美味しい」って言ってくれたのは嬉しかった
だから今日も頑張ろう
「メグ~!!」
教室に入ると早速亜美が話しかけてきた
「おはよ!」
いつもどうりの返事を返すと亜美がなにやらたくらんでいる顔をした
「メグ、昨日高級マンションに行ってたでしょ?」
え?
「塾帰りに見ちゃったんだ」
げ…
「なんか隠してるでしょ?」
亜美は怪しいめつきをした
「頼まれてたことがあって…ね…」
「怪しい~」
「だからなんでもないって!」
キーンコーンカーンコーン
ナイスタイミング!
「おい、チャイム鳴ったぞー」
担任の先生が入ってきて亜美の拷問は中断された