カレイドスコープ







「バイトでもあんの?




ひ・ろ・か・わ・さ・ん?」








ひろかわさん…







コイツ知らないふりしたな








「え!?メグバイトしてんの????」









「え?」









「あーひろかわさんね実は…」








「やっぱ帰んない!!!!!!!」






















ったくなんでこんなヤツに脅されてこんな合コンにいんの????






このメンツなんかイケメンが響と水沼ぐらいしかいないし




水沼は麻友とずーっと話してるし








響は残りの女子二人の話を面倒くさい顔して聞いてるし、






私の隣にはブスーい秋山ってひとがいて




自分の自慢話を30分以上話してる









はぁ…







やっぱり帰りたい



ここののどこがで響に助けを求めている自分が情けない






でも、ふと目が合った






響が目で







こいつらどーにかしろよって






訴えてるのがわかる




思わず笑ってしまい







こっちも








こいつ(秋山)どーにかしろよ




とテレパシーを送った










すると響ははぁ~とため息をつき




こっちに歩いてきた








「ごめん!俺ら塾あんだ」






響が私の腕を再び掴みみんなに呼びかけた







「メグ川島君と同じ塾なの?」





「ま、まあ」






「じゃあまた」







私は川島とともに店を出た


























< 32 / 33 >

この作品をシェア

pagetop