満たされない心〜貴方が満たしてくれた〜
康太のキスはいつもと違い
いつもしている優しいキスではなかった。
『……っ、ふぁ、ん……こ…た』
何とか息ができる…
けど少し苦しくて、少しだけ怖さもあり
私は康太にしがみつくだけで精一杯。
ようやく私の唇を離してくれたかと思えば、私を抱き上げ歩き出し寝室へ連れて行く。
ゆっくりベッドに下ろしてくれた康太はシャツを脱ぎ私に被さってくる。
『…康太…』
「嫌なら嫌だと今のうちに言え…じゃないと止まらねぇぞ」
嫌じゃないんだ……
ただ、怖いだけ。
私は康太の濃厚なキスを受け入れた。
康太の手が私のボタンを外して
ブラのホックも外される
康太の指が私の胸を触る
『…っ…』
「結衣……愛してる」
そう言って私の唇…首筋…鎖骨…胸にキスを落とす。
それに反応してしまう私
康太はもう一度私の身体にキスをして
最後に唇にキスをした。
「今日はこのまま、寝よう」
『えっ…』
「もっと時間かけて結衣を感じたいから」
『…けど……』
「今回のことが終わったら…ゆっくり休み取って、毎日結衣を堪能する」
『ま…毎日……』
「気にするな……それに、いい収穫があった」
『収穫??』
「あぁ…俺が結衣に触れても結衣は嫌がらなかった」
確かに……
「楽しみはあとにとっておく」
そう言って笑ってる。
『…私もそうしよう…』
そう言うと、康太はまた目をキラキラさせてた。