満たされない心〜貴方が満たしてくれた〜
康太と離れて
一人暮らしは初めて。
だからかな……寝れないの。
だから、昼間は図書館に行って勉強して
夜は働くことにした。
夜働くって言っても
コンビニやファミレスは
私が未成年だからって
規則だからって11時までしか働かせてくれないんだ。
11時に終わっても家に帰りたくない。
寝れない一人の夜は孤独だから……
少し迷ったけど……
夜の街で働く事にしたんだ。
けど……面接に行くと落とされ続けた
そんなに容姿がダメなのかと
落ち込むくらい。
何軒か面接に行き、ココがダメなら諦めようと面接に行く
「んー…働いてほしいんだけどね……ちょっと厳しいかな」
やっぱり……
『そうですか……わかりました』
席を立とうとすると、面接していた黒服の男の携帯が鳴る
私は帰ろうと歩き出すと
「あ、ちょっと待って」
呼び止められ、電話が終わるのを待った。
「あ、ごめんね。ここで働くのは無理だけど、違うとこなら紹介できるよ」
『本当ですか?』
地図を貰い、その場所へ行くと
そこは1件のバーだった。