満たされない心〜貴方が満たしてくれた〜
1ヶ月後……
それから2週間後……1週間後
そんなペースで3ヶ月が過ぎていた。
そして……しまいこんでいた私の気持ち
『私……あの男の事、好きだった』
「ショックが多すぎて……結衣さんの気持ちを結衣さん自身が閉まってしまった気持ちなのよ……」
『お姉ちゃんから紹介された時……一目惚れだった……』
けど、お姉ちゃんが大好きだったから……邪魔もしたくなくて、諦めようと努力した。お姉ちゃんが結婚して私もようやく気持ちの整理がついた頃にあの事件が起きたんだ……
『あの男は私の気持ちを知っていたの……お姉ちゃんにバラすって言われたの……だから、私は私を差し出したの……好きな人に抱かれるならって……』
「けど……途中で違うって気がついて抵抗したのね?」
『……はい、けど、止めてくれず私は彼に殴られました』
『あの男の目が違ったの……それからは恐怖で早く終わって欲しくて……私はすぐ服を来て逃げるように家を出ました……あの男が何か言ってたんですが…』
記憶が全て……思い出した。