満たされない心〜貴方が満たしてくれた〜
逃げるけど……
そんなの無理だった
私は捕まり、両手を縛られてしまった
『もう。こんなことはやめて下さい!』
「こんなこと?結衣ちゃんがいけないんだよ?結衣ちゃんが俺の事好きにならなきゃ……」
そう……それが原因
『……私、好きって言いました?』
「くくくっ…俺を受け入れてくれたでしょ」
『違います、私は拒みました』
「あー……途中からね」
そう言いながら私の髪の毛を触る
あの男はメスを手に
私の顔を撫ぜる
「俺……意外と男も大丈夫なんだって気がついたけど……けど、やっぱり結衣ちゃんのが忘れらんないんだよね」
そう言うと私の服をメスで引き裂く
私の身体をメスでなぞりながら
「結衣ちゃん、傷つけたくないけど……俺の苦しみを味わってよ」
そう言うと私の身体に傷をつけた
『ぎゃっ……』
痛い……
『んっ……うっ……』
服も切り裂き
私の身体に何度も傷をつける
どこが痛いのかもわからない……
「さて……結衣ちゃん」
そう言って男は被さってくる
私の身体は血まみれ
重ねてくる男の身体も私の血で染まっている。
あの男のが入ってきても
何も感じない……
どうして……
なんでよ……
私が何をしたの……
私はそのまま気を失った……