満たされない心〜貴方が満たしてくれた〜
「翔平、今日は4人でご飯食べるよ!」
小百合さんの言葉に翔平さんは
はいはいって言って白衣を脱ぎ始める。
「結衣ちゃん、おいで」
私は小百合さんに呼ばれて着いて行く
私の後を康太がついてくるが
それに小百合さんが気がついて
「康太…診察するから待ってな」
康太は私が心配なんだと思う…
「康太が女にべったりなんて…」
そう言いながら小百合さんは笑う
『…心配性なんです』
そう言うと、さらに笑う小百合さん。
私たちは診察室へ入り
「結衣ちゃん、パンツ脱いで診察台に上がれる?」
『はい、大丈夫です』
私は診察台へ上がる。
診察台は自動に動き
「深呼吸して、リラックスね」
「ちょっと、エコー入れるね」
「うん、大丈夫ね」
「…………これで、よし」
そう言うと、また自動で診察台が動く
終わりかな?そう思って
診察台から降りて、パンツを履く。
「これ、薬。無くなるまで毎日飲むこと」
私は薬を貰う
『ありがとうございます…あ、お金…』
「……康太から貰うから心配しないで」
そう言って優しい笑顔の小百合さん