満たされない心〜貴方が満たしてくれた〜
小百合さんは
今度、ショッピング行こうと約束した。
「あ…康太付きかな…」
『ふふふ、そうかもしれませんね』
小百合さんとの会話が楽しくて
ついつい時間を忘れていた。
買い物から帰ってきた翔平さんが
大きな袋を2つ…
『あ、お手伝いします』
そう言ってキッチンへ行こうとすると
寝ていたハズの康太に捕まってしまった
『え?なに?』
「俺以外の男と二人っきりになるな」
その言葉に私も小百合さんも翔平さんも固まる
「康太……翔平相手にヤキモチとかないわ」
小百合さんも呆れていて
翔平さんも笑っていた。
『康太、ご馳走になるのにダメだよ!』
そう言っても離してくれない
『……もぅ。』
諦めかけた時、良いことを思いついた
『康太、お願い。お手伝いさせて…』
そう言いながら康太を見る
色仕掛け……
こんなのに、ひっかかるわけないか……
「……わ、わかった」
ひっかかった…
それを見ていた小百合さんが大笑い
私はキッチンへ行き
お手伝いをした。