不毛な恋をしたかもしれない私。



俺たちは、毎日LINEして、たまに電話もした。


そんなある日の昼休み。

俺と目が合ったちーは、急に下を向き、涼に抱きついた。


すぐ離れたが、笑って話してるうちにまた、抱きつきやがった!



どういうことだ!?!?!?

付き合ってるのかもしれない。いや、涼に限って俺に言わない訳がない。彼奴は、俺にはなんでも言ってくれた。



一番大切な友達だ。


だから、2回目に抱きついたちーと涼を引裂いた。


ちーにはきこえなかったみたいだけど、自分、ボソりと、超恥ずかしいことを呟いていた。


ちー、以外には聞こえていたみたいだ。


まぁ、ちーに聞こえてないことが1番の報いだと思った。

< 10 / 11 >

この作品をシェア

pagetop