別に好きになってねぇから。

「男ならこっち来たら。女なら正反対だよ、更衣室」


「…あ」


そう言う事かぁ~!


紛らわしいなぁ~!



「教えてくれてありがと!」


そして私は綾崎くんとお別れして更衣室へ行った。



体育が今日は身体測定のあとあったから体操服は持ってきている。



そして私は視聴覚室へ行きあっという間に身体測定を終え体育館へ。



視聴覚室が終わり即体育がある。



そしてとぼとぼ体育館へ結子と向かった。




「…お~っ!かっこいいっ!」



体育館に着くとバスケをしている綾崎くんがっ!




そしてシュートを見事に決めると黄色い歓声を女の子から浴びている。



相変わらず綾崎くんは身長が高いな。



身長割り勘してくれたっていいのに。




私は綾崎くんを横目で見ながら体育館のステージに座る。




体育は自習。


スポーツ得意な人はバレーや卓球、ダンス各々得意な競技をしている。



しかし私は…!!



「走らないの?何時も走ってるじゃん」



スーパー運動音痴なので雑談でもしながら綾崎くんを眺めてときめきを感じてようと思ったけども。



結子、綾崎くんと同じ様なこと言うな。



私はマラソンランナーでも陸上部でもないけど




綾崎くんはカッコ良くナイスシュートしてるのに私は雑談なんて綾崎くんへのイメージが悪くなる。





「…はい、私箱根目指して頑張ります」


なので私は体育館をひたすら走ってみることにした。



結子は『箱根は大袈裟だろ』って言ってるけど結子も一緒に走る。

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