アイドルとシェアハウス!?
この子はすべてを知ってるのかな?

「……凪沙は貴方のこと嫌いじゃないよ…」
「えっ…」
「ずっとあなたに会いたかった、凪沙がよく話してたから」
「……」
凄く、驚いた凪沙がそんなに俺の事を話してくれてたなんて知らなかった。

この時はまだ僕らは何も知らなかった、近くに凪沙がいる事に。

ある日の朝、部屋から射し込む光が眩しく思える。

時計を見ると7:00を針が指していた。
部屋のドアを開けて、階段を降りるとわったーが朝ご飯を作ってた。
「あ、莉奈おはよ」
「ん、おはよ」
リビングを通り過ぎ顔を洗い、また自分の部屋に戻り私は服を着替えてリビングのソファーで寛いで居るとメンバーが続々と降りてきて挨拶を交わした。
すると、わったーが「莉奈、悪いんだけどさ裕太起こしてきてくれない?」
「あ、うん。
いいよ」

階段を上り、私の部屋の右のドアをのっくした。
返事がないので、そっと部屋に入ると
裕太は
「すっー…」と寝息を立てていた。

寝てるのかな?
「可愛いふふww」
すると急に腕を引っ張られベッドに横になってる状態で、抱き寄せられている状態…
「誰が可愛いって?」
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