アイドルとシェアハウス!?
私も凪沙の様に笑える日が来るのかな?

…翌日…

13:00頃桜岡にある凪沙の家に向かった。
「ピンポーン」
「はーい、あ莉奈」
「凪沙、来たよ!」
「莉奈入ってー」
「お邪魔しまーす」

私は、凪沙の部屋に入り机の前に座った。
机の近くには太輔先輩と映ってる凪沙の写真が立てかけてあった。
「お待たせ」
「あ、ありがとう」
「どういたしまして」
「これ、まだ撮ってたの?」
「うん。
莉奈は、好きな人とかいないの?」
「好きな人…」
「うん」
「良く分からない、好きとか」
「その人を見るだけで胸が熱くなったり、ドキドキする」
「どうだろう?
裕太と居てね凄く楽しいしドキドキするよ、まだわからないの好きなのかな?ってくらい。もっと裕太を知りたいって言う自分がいるの」
「莉奈、少し変わったね…」
「そ…う?」
「うん…表情が柔らかくなった」
「ね、服選ばなくていいの?」
「あ…どんなのがいいかな?」
「そのワンピは?」
「んー…」
「じゃ、そのスカートにこのアウター着たら?」
「可愛い!
さすがモデルの娘」
「うるさいよ、凪沙」
「もう、二度と合わないの?」
「どこにいるかも分からないのに探しようないでしょ」
「莉奈、今度ここのお店行かない?」
「また、アクセサリーショップ!?
凪沙飽きないねー」
「だって、楽しいんだもん」
凪沙が見せたのは都内の最も高いファッションビルの中にある、crown princeだ。
私は暫くして家を出て、自宅に帰った。

「ただいまー」
「莉奈、お帰り」
「あれ、裕太?」
「今日仕事早めに終わったから」
「そーなんだ(笑)」
「ねぇ…裕太、裕太は私のことどう思ってるの?」
「えっ…」
言葉が出なかった。
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