アイドルとシェアハウス!?
「太輔…」
「ん?」
「ありがとう」
「どう致しまして」
「太輔しゃがんで?」
そう言われしゃがみ
「ちゅっ」
君は頬にキスを落とした。

「俺、凪沙に叶わないわ」
「え、どうして」
「天然め…」
「なんか言った?」
「何もない」

君が笑っていれば

太輔…
凪沙…

もう二度と離れない

離さないからな。

私は、夏の夜に恋を実らせた。
2度目の告白のキスはチョコのように苦く甘かった。
< 32 / 125 >

この作品をシェア

pagetop