アイドルとシェアハウス!?
すると、撮影が終わり通り過ぎようとすると後ろから私を呼び止める声がし振り向くと。
「莉奈…」
「ゆ、裕太」
すると、顔を近づけて来たそれ後1センチという距離でキスしそうだった。
「目…赤い」
「えっ…」
「何かあった?」
「……う、ううん何もない大丈夫…」
裕太に言えなかった。
もし言ったら迷惑を掛ける…
「嘘つき、莉奈は嘘つき」
「えっ…」
「凪沙ちゃんみたいに何年も一緒にいるわけじゃないよ?
だけど1ヶ月も一緒に暮らしてたらわかるよ莉奈が嘘ついてるか付いてないくらい」
「……で、でも…」
「じゃぁなんでそんな顔するの?
今の莉奈の顔は助けてって訴えてるようにしか見えないよ?」
「裕太」
「…我慢なんかしなくていいんだよ?
強がらなくていい、誰にだって弱みはある」
「わあーん…ひ…」
私は裕太に抱き締められ服を握り泣き崩れた。
あれから何時間がたっただろう?
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