アイドルとシェアハウス!?
「下に行こうか?」
「えっ…」
「メンバーにも紹介したいし!」

そう言いドアを開けて、階段付近まで行くと私の手を握った。
裕太は頬を赤くして
「こけると危ないから…」
そう言って、階段を降りるとリビングには6人の綺麗な男の人達がいた。

こんなに一気に注目されたら緊張するし恥ずかしい…

私は、裕太の後ろに隠れた。
「り、莉奈?」
「……っ」
「大丈夫だよ?」
そう言い、ふと顔を出した。
「じゃあ、改めまして
今日からここに住むことになったからよろしくね」
「「「「「はぁ?!」」」」
「何言ってるの玉!」
「いいじゃん!
俺の隣の部屋空いてるし」
「いいんじゃないの?」
「わったー!?」
「みんな、女の子には優しくしなきゃ」
「わったーがそう言うなら」

「はじめまして、横尾渉ですよろしくね
わったーとか、渉って呼んでね」
「あ、はい…如月莉奈です宜しくお願いします」
「うん、よろしくね莉奈ちゃん」
「はい…」
そして隣にいたちゃらそうな人が
「北山宏光です、みつとかみっくんって呼んで!」
「うん、よろしくね」
なんかこの人話しやすいなぁ。
「はいはいー、俺は二階堂高嗣ニカちゃんって呼んでね」
「宮田俊哉です、よろしくね宮っちとか好きに呼んでね?
莉奈ちゃんはアニメ好き俺はね……」
「おい、宮田!
莉奈にアニメを進めるな!」
「えー、なんで!」
「ごめんね、あまりアニメは……」
「千賀健永です、千ちゃんとか健永とかって呼んでね」
「宜しくお願いします」

「………よろしく、藤ヶ谷太……」
「知ってる、藤ヶ谷太輔先輩」
「えっ…」
「久しぶりです、私の顔を忘れましたか?」
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