アイドルとシェアハウス！？

「ゆ、裕太…」
「何？」
「何もない、呼んでみただけ」
「変な、莉奈」
「えっ？
へ、変」
「やっと笑った、ずっと笑ってて？」
「うん(//∇//)」
莉奈は顔を赤くしてた
事務所まで、送ってくれてついでだからと社長に会いに行くと行った。

「おはようございます…」
「莉奈大丈夫！」
「は、はい。お騒がせしました」
「社長呼んでくるからちょっと待ってて」
「あ、莉奈」
「……すいませんでした」
「まったく、仕事も程々にしなさいよ」
「はい」
「あ、紹介するは…デザイナーのRYUよ」
「……」
「莉奈？」
「何しにきたんですか」
「何ってお前の顔を見に来ただけだけど？」
「父さん…なんかじゃないあんたは私を捨てたあんたらに私の親だと言う資格なんてない、いい加減にして今更私に何を求めに来たんだよ」
「莉奈…」
「ずっと一人で生きてきた。誰もいない家に帰っても無駄だった…何しにきたんだよ」
「母さんのアドレスを聞きに」
「あんたらが嫌いだよ、二度と来ないで」
「莉奈、父さんは…」
「だったらなんで私の気持ちに気付いて暮れなかったの？」
「……」
「親だなんて言えない…」
「莉奈…教えて、貴方とRYUの関係」
「私は、如月莉奈。
父は人気デザイナーRYU、母はモデルの華憐、姉は13歳にして歌姫に登りつめたシンガーソングライターSANAの妹であり娘だった。
私は、普通の家庭とは違う物心が着く頃には両親の愛だなんてまともに受け入れた事なんてない…家に帰っても一人だった。そんな環境に育って誰かに弱みを見せなかった
だけど、裕太だけは違った真正面から私に向ける姿勢も愛も本物で何より嬉しくて、初めてそばにいて欲しいと思った人だから」
「莉奈…」