愛しい君は戦場に舞う
金髪の男はガムを食べてるらしくもぐもぐと口が動いてた
それを舐めてるなと察した男は鋭いぎょうそうで金髪の男に殴りかかってた
男の人が殴られちゃうと思って目をぎゅっとつぶると、近くでばきっと何かが折れる音がした
男のうめき声がして目を開けると
腕を押さえた男の人が逃げていってるのが見えた
私助かったんだ
金髪の人に声をかけると
『すみません…助けてくれてありがとうござ「…これ、お前のだろ」』