愛しい君は戦場に舞う

女は鼻で笑って龍を見た。
【わかるさ…私の大事な大事なこの世界が私の物になんないんだもん】

龍はふらっと動いて消えた。
私の近くにいた海欄は龍が消えるのと比例して消えた。

女の人は少し笑った表情で目を閉じている
そのとたん龍はカオスの背後に現れ海欄はカオスの正面に現れた。
2人とも大剣をカオスに向けて振り下ろす

キーンと甲高い音が静かなこの場所でなる
カオスのもう片方の手には少し短めの剣が握られていて
2人の剣を受け止めている。

【おー、なかなか良い攻撃するね。でもね、混沌の神様の私にはかなわないんだよ。】

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