愛しい君は戦場に舞う

(それでは龍さん俺はここで…)

そう言ってその男は俺たちの前から姿を消した。

『…だれなの?あの人。ほんとに知らないの?龍』

龍は全く知らないと言って首を横に振った。
冷静そうな顔をしてそう言っていたけど少し雰囲気がちがくなった。

〖多分人違いだよ!龍みたいな不良いっぱいいるしさ!〗

《そうだよ!龍!と言うことで今日はもう帰ろう!
俺が他の生徒たちに連絡取っておいたんだけど明日からみんな来るってさ!》

みんなはそうだねと頷き学校を出た。
学校を出るとやっぱり復興作業をしている人たちがいっぱいいた。
今日はどこでねるんだろう。

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