愛しい君は戦場に舞う

『りょーう、何ぼーっとしてるの?』

不意にかけられた声にびっくりした俺は声のした方を見た。
暁がのぞき込むようにして俺の顔を見ていた

「別に考え事…」

簡単に答えてみたものの暁はじーっと俺のことを見てきた

『さっきの変な人のこと??(*´・ω・)ジーッ』


お見通しっちゃお見通しな事言ってきやがる

「さぁ、どうだろ…さっさと帰るぞ」

暁は不安そうな顔をしていたけど関係のないことだし。

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