愛しい君は戦場に舞う

『おしえてくれたっていーじゃん…』

暁はむーっとほっぺを膨らませて少し機嫌の悪そうな顔をした。
どんどんと俺の手を握っている手に力がこもってくる

「怒らないの」

俺は暁の機嫌をとるために軽くふれるかふれないかのキスをしてみた。

『ひえー/////////////』

「照れてんのかアホ」

『うるさーい!///もう帰る!』

俺の家についたみたいで暁は自分の家まで猛ダッシュで去っていってしまった。

あんなに照れることあるかよ

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