愛しい君は戦場に舞う

…ありがとぉ…

ごくごくと音がするのを聞きながら相当疲れてるのを感じる。
からになったコップを机にトンッとおいてまた横になった

「母さんそんなに疲れることした?」

そういったら勢いよく飛び起きて俺の肩を思いっきりつかんでぐらぐらと揺らされた

ひどい!めっちゃ頑張ってこの町守ってたんだよ!…少しは感謝してよぉ…

それだけ言った母さんはソファーに勢いよく座った

「…はいはい、よく頑張りました」

そういって俺は母さんの頭をなでた


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