【短編】浦田君に恋愛中 〜もしも片思いが実ったら〜
可愛いとか言われるし…。
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「えっと…ここまででいいよ?ありがとね。わざわざ。」
「おう。」
「それじゃ。」
「ちょっと待って。」
「え?」
いきなり呼び止められてびっくりする。
浦田君はそう言うと、ブレザーのポケットからケータイを取り出した。
何をしだすんだろう?
「アドレスと番号教えてよ。」
「ふぇ!?」
まさかの展開!!
「だめか?」
「い、いえ!!全然大丈夫です!!交換しましょう!!!」
私が慌ててそう言うと、にっこり笑って。
「ありがとな。」
と言ってくれた。
交換し終えると、
「気をつけて帰れよ。」
と言って帰って行った。