【短編】浦田君に恋愛中 〜もしも片思いが実ったら〜
【未香side】
「何着よう…。」
今日は待ちに待った浦田君とデートの日。
最近テストのせいで全然遊んでなかったからデートは久しぶりだ。
そして今私は鏡の前で睨めっこをしている。
「未香ー?何やってんの?」
と言って勝手に入ってきたのは、私の2こ上のお姉ちゃん。
「あ、お姉ちゃん。」
お姉ちゃんは美人だ。家族側から見ても美人だと思う。
なのに何で私だけ可愛くないんだろう…。
人生というものは不平等だよ。
「何未香。彼氏とデートでも行くの?」
「あ、うん。そうだよ。」
「はっ!?」
お姉ちゃんは元々大きな目をまたさらに見開いてびっくりしている。
何よ〜酷いなぁ。
確かに私は可愛くないけどさ!