【短編】浦田君に恋愛中 〜もしも片思いが実ったら〜


「お姉ちゃん!本当にありがとう!!」



「いいえ!今度ウチに彼氏連れてきてね!!」



「うん!!」



元気よく行ってきますと言って家を出た。



待ち合わせ場所は近くの駅。



まだまだ時間はある。




「着いたっ♪浦田君…まだ来てないのかな…?」



とりあえず近くにあったベンチに座る。



それにしても浦田君どんな服装で来るのかなー?


私服かっこいいんだろうなぁ〜…。



って!私ったら変態じゃん!!



何考えてんだ…


「ねーねーキミキミ!1人〜?」



「ほぇ?」



私…?


「うわぁ!まじ可愛いじゃん!俺たちと遊びに行こーよー。」



話しかけて来たのは二人組の男の人。



うわぁ…金髪に銀髪…ピアスいっぱいあるし…耳痛そう…。



ってそんな場合じゃないよ!!



これってナンパじゃん!!



< 27 / 35 >

この作品をシェア

pagetop