【短編】浦田君に恋愛中 〜もしも片思いが実ったら〜
「お姉ちゃん!本当にありがとう!!」
「いいえ!今度ウチに彼氏連れてきてね!!」
「うん!!」
元気よく行ってきますと言って家を出た。
待ち合わせ場所は近くの駅。
まだまだ時間はある。
「着いたっ♪浦田君…まだ来てないのかな…?」
とりあえず近くにあったベンチに座る。
それにしても浦田君どんな服装で来るのかなー?
私服かっこいいんだろうなぁ〜…。
って!私ったら変態じゃん!!
何考えてんだ…
「ねーねーキミキミ!1人〜?」
「ほぇ?」
私…?
「うわぁ!まじ可愛いじゃん!俺たちと遊びに行こーよー。」
話しかけて来たのは二人組の男の人。
うわぁ…金髪に銀髪…ピアスいっぱいあるし…耳痛そう…。
ってそんな場合じゃないよ!!
これってナンパじゃん!!