【短編】浦田君に恋愛中 〜もしも片思いが実ったら〜
「すいません…。人を待ってるので…。」
どっかいって下さい。
私よりも綺麗な人なんてたくさんいるでしょ。
しかしこの男はしつこく
「えー。来てないじゃん。カラオケとか行こうよ〜。楽しい事しよう?」
私の腕を掴んでくる男。
怖いっ…!浦田君早く来て…!
「やっ、やめて下さい!」
涙目になりながら見上げて必死に抵抗する。
「え、まじ誘ってんの?震えてるし超可愛いんですけど!ちょっと、来いよ。」
でもその抵抗も虚しく強引に引っ張られる腕。
「やっ!やです!!離して下さい!」
浦田君!!