嗤わない月の下で
この時間はいつも一人で過ごす、みんな何処の飯がうまいやらと話していた。

私は弁当を開く、中身は昨日の残り物だった。

まぁ、無理にあの輪に入らなくても良いだろうと黙々と食べていると。

「武田さんもお弁当ですか?」

女性の声が聞こえた。

佐藤さんだ。
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