嗤わない月の下で
「では、この特製ロールキャベツはいかがかな?」

弁当箱をあけ、うりうりと差し出す。


「う・・・今回は特別ですよ」

交渉は成立したらしく、彼女も弁当箱を開いた。

中には様々な野菜、肉が詰められている。
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