嗤わない月の下で
飲みたくないのかな?

まぁ、捨て猫は頬って置いた方がいいだろう。

すると、猫は立ち上がり、プレゼントを持っている方の手に頭をすり寄せた。

「こらこら、だめだって」

しまいには爪で箱をガリガリ破る。

「これが欲しいのか?」

ミャオ

猫は完全に箱に夢中だった。
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