嗤わない月の下で
しょうがない、なづみちゃんへのプレゼントは後日にするか。

私はそのブレスレットを猫のクビにかけてやった。

サイズはちょうど良いくらいだろう。

「なくすなよ」

猫は満足げになくと再び暗闇に戻っていった。

さてと、用事も無くなってしまったしな、家に戻るか。
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