嗤わない月の下で
「お二人さん、どちらまで?」

「あ、はい、ほら乗って乗って」

佐々木さんを荷物のように後部座席に乗せると。

佐藤さんは私の隣の席に座った。
< 88 / 127 >

この作品をシェア

pagetop