君が私にキスをした。
扉を見れば
わかりやすくかかれた”A”の文字
最悪……
私はAクラスとはかけ離れたBクラスの教室へ行った
深海の色のようなブルーのパーカーを着たあの人はフードを被っていて
顔はよく見えなかった。
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「れいちゃん、来ないかと思ったよ〜」
「いや、教室間違えたんだって!」
「ほんとっ!最初からかましてくるね〜」
昼休みに楽しそう笑う咲季。
あの後、私は無事に教室にたどり着いたのだ
Bクラスは Aクラスとはちがって20人程度の少人数で内心少しほっとした。