君が私にキスをした。



扉を見れば
わかりやすくかかれた”A”の文字


最悪……


私はAクラスとはかけ離れたBクラスの教室へ行った



深海の色のようなブルーのパーカーを着たあの人はフードを被っていて
顔はよく見えなかった。


________________
______




「れいちゃん、来ないかと思ったよ〜」

「いや、教室間違えたんだって!」

「ほんとっ!最初からかましてくるね〜」


昼休みに楽しそう笑う咲季。


あの後、私は無事に教室にたどり着いたのだ
Bクラスは Aクラスとはちがって20人程度の少人数で内心少しほっとした。


< 14 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop