君が私にキスをした。
男子の大半は、警察官か消防士 志望だろう
ライバルは事務志望の女子だな。
みんな頭良さそう
午前中はぼんやりして終わった
午後の10分休み
咲季にラインをしようか悩む
あんな酷い事を言ってしまったんだ
携帯を握り締める私の肩を誰かが叩いた
「……玲ちゃん…」
そこにいたのは、ずっと心配していた咲季で
何でいるのかだとか元気にしてたのかなんて事よりも嬉しさが込み上げてくる
でも嬉しいはずなのに、言葉がでなくて
「……今頃なにしてんの。くそ」
こんな事しか言えない
「今話せる……?」
「うん。外でようか」