君が私にキスをした。
悪戯好きの竜さんは、楽しそうにそれをつまみ食いする
そんな竜さんの横に私が行けば
「食べたい?」
「いる」
何も言わずとも、次の行動はもう分かる。どれほどの時間をふたりで過ごしていたと思うのか
竜さんは私の口元にシェイクを寄せる、私はそれをパクリと食べさせてもらう
「おいしい」
微笑めば、目の前の愛しい人が優しく微笑む
この時間だけが私には堪らないほど幸せな時間だった
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