あたしはそっと月になる
手招きをして、あたしを呼ぶ実夕。
何で‥‥あたしが‥‥。
そう思いながら、実夕のそばまで近づき、
「何??実夕」
と、言うあたし。
本当はこんなにも近くで二人が一緒にいる所なんて見たくもないのに。
それでも実夕のため。
あたしは平然と二人の前に立って見せる。
こんなことに器用に振るまえても嬉しくなんかない。
見たくないの。
実夕は寄り添うように矢口潤の隣にいる。
見たくない。
それなのに、なんで見なきゃいけないの?
あたしはこんなの見たくないんだよ。
何で‥‥あたしが‥‥。
そう思いながら、実夕のそばまで近づき、
「何??実夕」
と、言うあたし。
本当はこんなにも近くで二人が一緒にいる所なんて見たくもないのに。
それでも実夕のため。
あたしは平然と二人の前に立って見せる。
こんなことに器用に振るまえても嬉しくなんかない。
見たくないの。
実夕は寄り添うように矢口潤の隣にいる。
見たくない。
それなのに、なんで見なきゃいけないの?
あたしはこんなの見たくないんだよ。