あたしはそっと月になる
でもね、実夕が知ったらどう思うんだろう?
そしたら、あたしは平然としていられるのかな?
ゴメン……実夕。
あたしだって、
あたしだって……やっぱり好きなんだ。
矢口潤が好き。
「あたしの家、この近くだから……もういいよ。ありがとう」
「家の前まで送って行くって」
「えっ………いいよ」
実夕の気持ちを知ってても、
まだ好きでいたいと思ってしまう。
諦めたくない。
「俺が送りたいんだよ。ダメ…かなっ?」
たとえ、矢口潤の気持ちが実夕に向いてしまうとしても、
この気持ちはどうやったって消せやしないんだ。
そしたら、あたしは平然としていられるのかな?
ゴメン……実夕。
あたしだって、
あたしだって……やっぱり好きなんだ。
矢口潤が好き。
「あたしの家、この近くだから……もういいよ。ありがとう」
「家の前まで送って行くって」
「えっ………いいよ」
実夕の気持ちを知ってても、
まだ好きでいたいと思ってしまう。
諦めたくない。
「俺が送りたいんだよ。ダメ…かなっ?」
たとえ、矢口潤の気持ちが実夕に向いてしまうとしても、
この気持ちはどうやったって消せやしないんだ。