あたしはそっと月になる
ねぇ、実夕?
ホントはね、あたし‥‥ね、
ずっとずっと前から矢口潤が好きだったんだよ?
言いたくても言えない言葉。
実夕が友達に頼んで矢口潤のメアドを聞いたって知った時、
『よかったね♪』って言ったけど、そんなの嘘。
ホントはね、なんで?って‥‥どうして?って思ったよ。
男子ならいっぱいいるじゃん。
なのになんで、どうして『矢口潤』なの?
実夕にとっては沢山いる『メル友』の中の一人だったかもしれないけど、
あたしにとっては特別な『一人』
実夕が矢口潤を気にし始めるずっと前から、そうだったの。
ねぇ、実夕‥‥、そんなの全然知らないでしょ??
心の中ではこうして何度も何度も、
実夕に向かって語りかけられるのにね。
なのに、それは心の中でだけ。
笑える。ホントにそんな自分が笑えるよ。
大きな声で笑ってこんなあたしを吹き飛ばしてしまいたい。
ホントはね、あたし‥‥ね、
ずっとずっと前から矢口潤が好きだったんだよ?
言いたくても言えない言葉。
実夕が友達に頼んで矢口潤のメアドを聞いたって知った時、
『よかったね♪』って言ったけど、そんなの嘘。
ホントはね、なんで?って‥‥どうして?って思ったよ。
男子ならいっぱいいるじゃん。
なのになんで、どうして『矢口潤』なの?
実夕にとっては沢山いる『メル友』の中の一人だったかもしれないけど、
あたしにとっては特別な『一人』
実夕が矢口潤を気にし始めるずっと前から、そうだったの。
ねぇ、実夕‥‥、そんなの全然知らないでしょ??
心の中ではこうして何度も何度も、
実夕に向かって語りかけられるのにね。
なのに、それは心の中でだけ。
笑える。ホントにそんな自分が笑えるよ。
大きな声で笑ってこんなあたしを吹き飛ばしてしまいたい。