PINKY




「ま…ひろ…真広…」




私は揺さぶられてる脳の中
真広の名前を口にした。




それに怒ったのか恋が
揺さぶる速度をあげる。




「んっんっ…ま、ひろ‼︎
真広!!!!助けて!!!!」





私が叫んで数秒後、
屋上の扉が開いた音が聞こえた。




そして階段を降りる音が響いて




目を開けると恋を睨みつける
真広が立っていた。



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