好きなんです!
「ん?どうしたの?」
「え?あ、別になんでもないよ!」
「そう?なんか暗いよー。」
「なかなか会えなくて不安だったかもー!」
「何それー!可愛い!」
愛梨が私の顔を見て気にしてくれたが素直に言うこともできずに笑ってごまかす。
ちらっと見ると優馬も不思議そうにこっちを見ている。
そんな優馬にも笑って見せ、なんでもないんだと伝える。
「んじゃとりあえずどこから行く?」
「私ウォータースライダーがいい!」
「ウォータースライダーねぇ。2人は?」
「どこでもいい。」
「ウォータースライダーでいいよ!」
行く場所はこのプールのメインのウォータースライダーに決まった。
愛梨が涼くんを引っ張ってどんどん進んで行く。