最強一匹狼!
「泣いてなんかないよっ!」
必死に止めようと
頑張るが
止まろうともしてくれない。
「訳を話してくれないか?」
優しく頭を撫でられたので
私の口はもう止まらなかった。
「私……汚れたの...
今日ねっ!!!
知らない男に
無理矢理っっ...
最後まではされてないんだけど...
それでねっ……ッ……。」
「もういい。」
あー……。
やっぱり軽蔑されちゃったかな。
俯いて前を向くことが出来ない。
「もうしゃべるな。」
嫌われちゃったんだ……
言わなきゃ良かった...。