BABY❤LOBERS
自分の恋心に気付いたあの日から数日。。。


よく考えてみればつんつん頭のあの男の子はただの憧れだったような気も・・・


その証拠にも、あの後バスでまた見かけた彼に、ときめいたりはしなかった。


恋心と言うよりモデルとか俳優を見ているときの憧れ、みたいな。


でもケイラにはドキドキするし、いつも無意識に彼の姿を探してる私がいた


ホントの気持ちに気付いた今、緊張しすぎてケイラの顔が見れず、あの保健室であった日以来避けている。


「はぁぁぁあああああ~~」

大きな溜息をつく


このままずっとケイラを避けている事は出来ない


だからといって話そうとしたらすぐ真っ赤になっちゃって言葉が出ないし。。。。


「どうしたらいいの~~!?」

「何が?」

いつの間にか隣にいたケイラ

げげっ!!私声に出してた!?


つか生ケイラじゃん!!噂をすればってやつー!?

「あ・・・・なななな何でもない!!!」

パニくって手を顔の前で振り、首を横にぶんぶん振りながら否定してしまった・・・

「ぶぶっ!そんな必死に否定しなくてもー!!」

大笑いしてるケイラ

は。。。恥ずかしい・・・

「かっ・・・考え事してたのっ!」

真っ赤になりながらまた歩き出す私

「ふ~ん、つかお前俺の事避けてるだろ!」

どきっ!!

「俺なんかしたかよ~?結構傷つくぜ?」

とか言いながら首を傾げて眉を下げる癖

反則だぁー!!

カッコカワイ良すぎるよぅ~~~~!!


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