世界の違う君と僕
春
「お母さん、行きましょう。準備は出来ましたか?」
新品のにおいがしそうな制服を身につけて、玄関に立ち母を待つ私。
そう。私、和泉綾【イズミ アヤ】は中学生になったのである。
本当になってしまったのか、気が重い。
そんなことを考えていると、玄関からドタバタと急いで母が出てきた。
鍵を閉め、母と歩き出す。
すると、猫の鳴き声が聞こえてきた。
私は猫に近より、
「ごめんね。今は、遊べないの。また後で遊びましょう?」
と言った。
猫は理解したのか、去って行った。
再び歩き出したら、母が
「いい加減、動物に話しかける癖やめたら?」
と言ってきた。
私はやめる気は全然ない。寧ろ、続けていくつもりだ。
人間と話すのは誰だって出来る。
しかし、動物は探してもあまりいないのではないかと思う
それに、人間と話してご機嫌伺ってヘラヘラするより、
動物達と素顔で、話したほうが気分もいい。
人間なんて、所詮信用ならないから。
誰が何と言おうと、やめない。
とか、考えてるつもりだった。
しかし、
「へぇ、あんたそんなことを考えてるの。」
母が言い出した。
「心が読めるの?お母さん。」
私は尋ねた。
母は、
「あんた全部口に出てた。」
と、言った。
嘘でしょ!?顔が赤くなるのが分かる。
「えっ!?はぁ。やっちゃった。」
母は、ニヤニヤしているし。最悪だ。
「それ、他の人の前でしないようにね?」
母は、苦笑いしながら言った。
そして校門に着き写真をとり、母は家に帰っていった。
さて、ここからが始まりだ。
私の中学校生活が。
新品のにおいがしそうな制服を身につけて、玄関に立ち母を待つ私。
そう。私、和泉綾【イズミ アヤ】は中学生になったのである。
本当になってしまったのか、気が重い。
そんなことを考えていると、玄関からドタバタと急いで母が出てきた。
鍵を閉め、母と歩き出す。
すると、猫の鳴き声が聞こえてきた。
私は猫に近より、
「ごめんね。今は、遊べないの。また後で遊びましょう?」
と言った。
猫は理解したのか、去って行った。
再び歩き出したら、母が
「いい加減、動物に話しかける癖やめたら?」
と言ってきた。
私はやめる気は全然ない。寧ろ、続けていくつもりだ。
人間と話すのは誰だって出来る。
しかし、動物は探してもあまりいないのではないかと思う
それに、人間と話してご機嫌伺ってヘラヘラするより、
動物達と素顔で、話したほうが気分もいい。
人間なんて、所詮信用ならないから。
誰が何と言おうと、やめない。
とか、考えてるつもりだった。
しかし、
「へぇ、あんたそんなことを考えてるの。」
母が言い出した。
「心が読めるの?お母さん。」
私は尋ねた。
母は、
「あんた全部口に出てた。」
と、言った。
嘘でしょ!?顔が赤くなるのが分かる。
「えっ!?はぁ。やっちゃった。」
母は、ニヤニヤしているし。最悪だ。
「それ、他の人の前でしないようにね?」
母は、苦笑いしながら言った。
そして校門に着き写真をとり、母は家に帰っていった。
さて、ここからが始まりだ。
私の中学校生活が。