腹黒スマイル王子
「陽向。俺。」


「ごめんね理人。私なんか嫌な女だよね。
理人に好きって言ってもらえて嬉しくて勝手に舞い上がってて、理人に彼女がいたのも気がつかなくて。」


自分が惨めに思えてきて涙が出そうになる。でも私は我慢した。
私は先輩でこれからも部活で会うんだから
理人を困らせる訳にはいかない。


「今回のことは、俺が陽向を傷つけた。でも話しを聞いて欲しいそれでも陽向が俺のこと許せないなら俺は身を引くから。」


「わかった。話し聞くよ。」


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