腹黒スマイル王子
陽向先輩と話す機会がないまま1週間が過ぎた。


結局新入生は俺を含めて12名が残った。

練習を終え陽向先輩達の後ろを通り過ぎようとした時、二人の話し声が聞こえた。

ん?俺のはなし?

気になって少し後で話を聞いてると


「何か違う世界の人って感じだね。」

俺はチャンスとばかりに

「そんなことないですよ。」

とびっきりの笑顔で話しかけると美人先輩は逃げて行った。

陽向先輩は、噂をしてごめんとか言ってたけど俺は嬉しかった。

だって、俺の噂話をするってことは俺の事考えてるってこどだろう。

俺は陽向先輩を俺で一杯にしてやりたいから。









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