腹黒スマイル王子
スタジオに連れて行かれて恥ずかしそうに中に入ると


「オー! いいねぇ~。」


「よーし。


撮影再開するぞ。」


撮影って、ちょっと無理~。


「陽向、すごい綺麗だ。

大丈夫。俺を信じろ。

陽向は俺だけを見てればいいから。」

最初は恥ずかしかったけど、理人を信じて理人だけを見ていたら撮影をしていることを忘れてしまった。



なんとか撮影を終えると


「陽向ちゃん。良かったよ。

このままモデルやってみない?」


とんでもない!こんなこと理人とだから
できたようなもんで、じゃなきゃ心臓飛び出てるよ。


「む、無理です。」


「うーん。そうなのー。残念だな。

もしやる気になったらいつでも言ってね。」
< 140 / 144 >

この作品をシェア

pagetop