腹黒スマイル王子
「お腹減ったろ?
ホントはお店予約してたんだけど、もう時間過ぎちゃったから何処かで何か食べて帰ろう。」
お店予約してくれてたんだ。
「ごめん。」
「謝んなって。」
結局どこのお店も予約でいっぱいで私達はハンバーガーショップに入った。
「せっかくのイブだったのに、本当にごめんね。」
「いやいや、元をただせば俺が悪いんだし。
まっ、いいんじゃね。俺は陽向と一緒ならどこでもいいし。」
久しぶりに聞いた理人の俺様ぶり。でもどこまでも優しい理人にちょっと懐かしさを感じながら、
「これ良かったら。クリスマスプレゼント。」
さっき忘れて行った紙袋を恥ずかしそうに理人に渡した。
理人は、驚いた顔をしながら紙袋を開けるとさらに驚いて、
「なに。これまさか手編み?」
「う、うん。あんまり上手にできなかったんだけど。」
「そんなことないよ。スゲーな。どう?似合ってるかな?」
理人は、何つけても似合うに決まってる。
「うん。格好いい。」
「まっ、そうだろうな。
俺何着ても似合うから。」
「やだー、理人ったら。自分誉めすぎ。」
「サンキュー、陽向。
これは俺から。」
理人は小さな箱を手渡してくれた。
ホントはお店予約してたんだけど、もう時間過ぎちゃったから何処かで何か食べて帰ろう。」
お店予約してくれてたんだ。
「ごめん。」
「謝んなって。」
結局どこのお店も予約でいっぱいで私達はハンバーガーショップに入った。
「せっかくのイブだったのに、本当にごめんね。」
「いやいや、元をただせば俺が悪いんだし。
まっ、いいんじゃね。俺は陽向と一緒ならどこでもいいし。」
久しぶりに聞いた理人の俺様ぶり。でもどこまでも優しい理人にちょっと懐かしさを感じながら、
「これ良かったら。クリスマスプレゼント。」
さっき忘れて行った紙袋を恥ずかしそうに理人に渡した。
理人は、驚いた顔をしながら紙袋を開けるとさらに驚いて、
「なに。これまさか手編み?」
「う、うん。あんまり上手にできなかったんだけど。」
「そんなことないよ。スゲーな。どう?似合ってるかな?」
理人は、何つけても似合うに決まってる。
「うん。格好いい。」
「まっ、そうだろうな。
俺何着ても似合うから。」
「やだー、理人ったら。自分誉めすぎ。」
「サンキュー、陽向。
これは俺から。」
理人は小さな箱を手渡してくれた。