腹黒スマイル王子
試合が終わり皆で片付けをしていると、
「イタッ。何でこんなところにガラスの破片が?」
それを拾って持っていたごみ袋に。
他にもないかよく周りを確認しなきゃ。
皆がケガでもしたら大変。
「陽向先輩、足から血が出てますよ!」
えっ?
あっホントだ。痛いとは思ってたけど血がでてるとは思わなかった。
「どうしたんですか?それ。」
「あ~何かガラスの破片が落ちてて踏んじゃったんだ。皆が踏んで怪我したら大変だからこのあたり見てみたけど大丈夫そうみたい。」
笑いながら顔を上げると怒った顔の山神くんがこっちを見てる。
私、なんか起こらせることしたかな?
「何で血がでてるあんたが皆なのこと気にしてるんだよ。」
「私は大したことないから、大丈夫だよ。」
「あんたが大丈夫でも俺が大丈夫じゃない!」
そう言ってわたしを抱きかかえて
「医務室行ってきます。」
と部長に声を掛けて連れて行かれてしまった。
「山神くん、大丈夫だから下ろして。」
「このほうが早いから。」
「イタッ。何でこんなところにガラスの破片が?」
それを拾って持っていたごみ袋に。
他にもないかよく周りを確認しなきゃ。
皆がケガでもしたら大変。
「陽向先輩、足から血が出てますよ!」
えっ?
あっホントだ。痛いとは思ってたけど血がでてるとは思わなかった。
「どうしたんですか?それ。」
「あ~何かガラスの破片が落ちてて踏んじゃったんだ。皆が踏んで怪我したら大変だからこのあたり見てみたけど大丈夫そうみたい。」
笑いながら顔を上げると怒った顔の山神くんがこっちを見てる。
私、なんか起こらせることしたかな?
「何で血がでてるあんたが皆なのこと気にしてるんだよ。」
「私は大したことないから、大丈夫だよ。」
「あんたが大丈夫でも俺が大丈夫じゃない!」
そう言ってわたしを抱きかかえて
「医務室行ってきます。」
と部長に声を掛けて連れて行かれてしまった。
「山神くん、大丈夫だから下ろして。」
「このほうが早いから。」